ヤクルト村上 2冠の巨人・岡本和に並ぶ千賀撃ち勝ち越し17号ソロ!内角低め157キロ直球を逆方向に

[ 2022年6月10日 19:20 ]

交流戦   ヤクルト―ソフトバンク ( 2022年6月10日    ペイペイD )

<ソ・ヤ>4回、ソロを放った村上(撮影・岡田 丈靖)          
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が10日、ソフトバンク戦に「4番・三塁」で先発出場。1―1の4回に勝ち越しとなる17号ソロを相手エースの千賀から放った。

 勝てば大きく交流戦優勝に近づく一戦で頼れる若き4番のバットが火を噴いた。両軍何度もチャンスをつくるも2点目が奪えない中で迎えた4回。先頭で打席に立った村上は、千賀の4球目156キロストレートをフルスイングしてファウルにすると敵地ファンもどよめいた。そして5球目。157キロの内角低めストレートを完璧に捉えた打球は大きな弧を描き左翼席に吸い込まれた。

 4日の西武戦で放った16号逆転2ラン以来5戦ぶりとなる勝ち越しの17号ソロで2冠の座を明け渡していた巨人・岡本和に本塁打数と打点も「47」とし再び並んだ。

 初回には2死から死球で出塁した山田の後に右前打でチャンスを拡大。坂口の先制タイムリーを呼んだ。

 <交流戦優勝の行方>交流戦の優勝争いはヤクルト、阪神、ソフトバンクの上位3チームに絞られた。10日にヤクルトがソフトバンクに勝ち、阪神がオリックスに敗れるか引き分けるとヤクルトの4年ぶり2度目の優勝が決まる。

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