大谷翔平 二刀流でエ軍連敗ストップにネット興奮「やっぱりスター」「スーパーマンですね」

[ 2022年6月10日 14:38 ]

ア・リーグ   エンゼルス5―2レッドソックス ( 2022年6月9日    アナハイム )

<エンゼルス・レッドソックス>5回、大谷が逆転2ランを放ち何度もガッツポーズ(撮影・篠原岳夫)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は9日(日本時間10日)、本拠地エンゼルスタジアムでのレッドソックス戦に「2番・投手兼DH」で今季10度目の投打同時出場。チームの15連敗阻止へ向けてマウンドに上がり7回1失点の投球を見せ、打っても12号逆転2ランを放つなど2安打。4勝目を挙げた大谷の活躍でエ軍は5―2で勝利し、連敗をついに「14」で止めた。

 投げては初回、3者凡退に抑える立ち上がりを見せ、2回は1死三塁のピンチを背負ったが、コルデロをニゴロ、ブラッドリーを空振り三振。3回は2死三塁からディバースを今季最速となる101マイル(約162・5キロ)の直球で空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けた。4回は3者凡退に抑え、5回無死一、三塁からダルベックに中犠飛されて先制を許した。自らのバットで逆転した直後の6回は1死二塁のピンチをしのぎ、7回も無失点に抑えて、この回で降板した。ピンチのたびに雄叫びを上げて気合の投球を見せた。

 打撃では、初回1死の第1打席はレ軍先発右腕ピベッタ前に空振り三振、3回無死の第2打席も空振り三振に倒れたものの、1点を追う5回1死一塁の第3打席でレ軍の先発右腕ピベッタの投球を完ぺきに捉える12号アーチ。打球飛距離は394フィート(約120・1㍍)、打球速度は104・4マイル(約168㌔)、打球角度は27度。投手として出場時の本塁打は今季初めてで、5月29日(同30日)のブルージェイズ戦で2打席連続の10号ソロ、11号2ランして以来10試合ぶりの本塁打となった。さらに7回無死の第4打席でも左腕デービスから右前打し、今季15度目のマルチ安打を記録した。

 この活躍にインタ-ネット上には「投打に大活躍。こういうのは何回あってもいい」「こういう時にいいパフォーマンスを出せる大谷はやっぱりスターだなあと思う」「ナイスバッティング!ナイスピッチング!大谷劇場でしたね」「スーパーマンですね、大谷選手は」「やっぱり大谷は凄い! 野球界の“モンスター”だわ」の声が上がった。

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