大谷翔平 援護の先制点のはずが…ウェードが1死一、二塁から右越え打もアデル生還せず

[ 2022年6月10日 11:17 ]

ア・リーグ   エンゼルス―レッドソックス ( 2022年6月9日    アナハイム )

<エンゼルス・レッドソックス>先発登板した大谷(撮影・篠原岳夫)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は9日(日本時間10日)、本拠地エンゼルスタジアムでのレッドソックス戦に「2番・投手兼DH」で今季10度目の投打同時出場。チームの連敗ストップ、自身の今季4勝目に向けてマウンドに上がった。2回のエ軍の攻撃では、まさかの走塁で先制点が入らなかった。

 両軍無得点で迎えたエ軍の2回の攻撃。1死一、二塁からウェードが右翼フェンス直撃の打球を放ったが、二塁走者のアデルが右翼手に捕球されると思ったのか、タッチアップで二塁に帰塁するような動きを見せて生還できず。1死満塁となり、結局、先制点は入らなかった。

 立ち上がりの初回、先頭のアローヨを直球で左飛、続くディバースをスプリットで空振り三振に仕留め、マルティネスを三ゴロに打ち取った。そして迎えた2回1死三塁からコルデロの折れたバットが、ニゴロの打球を見ていた大谷のすぐ横を通り過ぎた。ヒヤヒヤの大谷は、あと少しで当たっていたというジェスチャーを見せた。この回も無失点に抑えた。

 大谷は前日8日(同9)のレッドソックス戦では「1番・DH」で4打数1安打で、連敗は同一シーズンでは球団ワースト記録の「14」まで伸びた。この日の試合前までの通算成績は、投手は9試合で3勝4敗、防御率3・99、打者は57試合で219打数53安打、打率・242、11本塁打、32打点、7盗塁となっていた。

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