巨人・松原「やっぱりうれしい」 聖地・甲子園での決勝2ランに満面笑み それでも父へは「すいません」

[ 2021年6月20日 17:58 ]

セ・リーグ   巨人2―1阪神 ( 2021年6月20日    甲子園 )

<神・巨12>6回1死一塁、松原は右越えに2ランを放つ(撮影・坂田 高浩)
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 巨人の松原聖弥外野手(26)が首位・阪神戦(甲子園)で6回に先制そして決勝となる右越え6号2ラン。チームを2連勝に導き、阪神とのゲーム差を6に縮めた。

 松原は「1番・右翼」で先発出場。0―0のまま迎えた6回、1死一塁で入った第3打席で、今季6勝を挙げている阪神先発右腕・秋山が1ストライクから投じた2球目、内角直球を右翼スタンドに叩き込んだ。松原の先制アーチを見届けたベンチの原監督は両腕を突き上げてバンザイし、満面笑みを浮かべる隣の元木ヘッドコーチとグータッチ。直前に代打を送られ、この回に得点しなければ勝利投手の可能性が消えるところだった5回零封の先発左腕・高橋にリーグ最多タイ7勝目をプレゼントする値千金の一発だった。

 「逆方向の意識でいってたんで、ちょっと自分の思った方向とは違ったんですけど、打った感触は良かったんで何とか入ってくれて良かったです」と童顔に笑みを浮かべた松原。「1打席目、2打席目となかなか思った通りのバッティングができなかったんで。前のバッター(代打・香月)がバント失敗した後だったんですけど、流れを切らさずに打てたのは良かったと思います」と5回まで味方打線が1安打に抑えられ、二塁すら踏めずにいた秋山からの一発をうれしそうに振り返った。

 大阪府出身で、育成出身のプロ5年目。仙台育英(宮城)時代には高3夏の甲子園出場時にベンチ入りを逃していることもあって「初めて甲子園でホームラン打ったんですけど、なんかやっぱりうれしいですね、ほかの球場と比べると」と“球児の聖地”でのプロ1発目にさすがに感慨深げ。また、この日は「父の日」ということでお父さんへのメッセージを求められると「いつもちょっと文句ばっかり僕たれるんで、それはいつもすいません、と。ここまで育ててくれてありがとうございます、と伝えたいです」と大阪出身らしい言葉で感謝を述べていた。

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