巨人・高橋 首位・阪神打線を5回零封、25日ぶり白星はリーグ最多タイ7勝目

[ 2021年6月20日 18:05 ]

セ・リーグ   巨人2―1阪神 ( 2021年6月20日    甲子園 )

<神・巨12>5回2死二塁、中野から三振を奪い雄たけびをあげる高橋(撮影・大森 寛明)
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 巨人の3年目左腕・高橋優貴投手(24)が阪神戦(甲子園)で5回4安打無失点と好投。同僚・戸郷に並んでリーグ最多タイとなる今季7勝目(2敗)をマークした。

 前日19日に戸郷が7回2失点でリーグ単独トップの7勝目を挙げ、それを追う今季6勝同士の高橋と阪神・秋山の投げ合い。高橋は2回を除いて毎回走者を出したが、要所を抑えて無失点を続け、援護を待った。だが、味方打線は秋山に4回2死まで完全投球に抑えられ、5回まで1安打で二塁も踏めず。0―0のまま迎えた6回、先頭の北村がチームの2安打目となる左前打を放って無死一塁で高橋に打席が回ると、代打・香月が送られ、高橋は降板となった。

 この回が無得点に終われば勝利投手の可能性は消えるところだったが、香月が送りバントに失敗して三振に倒れて1死一塁となってから1番・松原が右翼スタンドへ値千金の6号先制2ラン。これが決勝アーチとなった。

 4月に無傷の5勝を挙げ、3・4月度の月間MVPに輝いた高橋だが、5月は1勝に終わり、6月1日の西武戦(東京D)では左脚の違和感のため4回途中に緊急降板。前回登板した10日のオリックス戦(京セラD)では7回6失点で敗戦投手となっていたが、この日の勝利は5月26日の楽天戦(東京D)以来3試合&25日ぶり。同僚の戸郷と並ぶリーグトップタイの今季7勝目(2敗)となった。

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2021年6月20日のニュース