楽天・早川 6回3失点で降板 リーグ単独トップの8勝目ならず

[ 2021年6月20日 14:53 ]

パ・リーグ   楽天―オリックス ( 2021年6月20日    楽天生命 )

<楽・オ(10)>オリックス打線を封じる早川 (撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天のドラフト1位ルーキーで、今季7勝を挙げてリーグトップタイの早川隆久投手(22)が20日のオリックス戦(楽天生命)で今季13度目となる先発登板。6回8安打3失点で降板し、8勝目はならなかった。

 3回まで、毎回、先頭打者を出し、得点圏に走者を背負う投球となるなど、ピンチをしのぎつつ、5回までは無失点に抑えた早川。0―0で迎えた6回、1死2、3塁とされたところで、モヤの左前適時打で先制を許した。なおも、1死1、3塁からロメロにも詰まりながらも右前に運ばれ2点目、二ゴロの間に3点目を奪われた。6回だけで37球を擁し、制球に苦しんだ。トータル103球での降板となった。

 7回から2番手、福山がマウンドに上がった。

 前回登板は13日の阪神戦(楽天生命)で先発し、5回を3安打3失点で降板。チームは5-6で破れ、3連敗を喫したが、勝敗は付かなかった。早川は前々回の登板で、球団新人で初となる自身6連勝、リーグトップの7勝目を挙げた。4月11日ソフトバンク戦以来黒星がついていない。

 この試合では、オリックス先発の高卒2年目左腕・宮城との「新人王候補対決」も注目された。前回4月4日の先発対決で早川は6回4失点で、8回無失点の宮城に完敗して以来の2度目の直接対決。宮城は6回まで3安打無失点に抑えている。

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