楽天が打線沈黙で2年ぶりの5連敗 石井監督は先発・早川に「最少失点で抑える投球を」と注文

[ 2021年6月20日 17:57 ]

パ・リーグ   楽天0―3オリックス ( 2021年6月20日    楽天生命パーク )

<楽・オ10>楽天先発・早川(撮影・吉田 剛)
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 楽天は打線が5安打無得点と沈黙し、今季3度目の零封負けで5連敗となった。先発・早川は6回8安打3失点で、4月11日のソフトバンク戦(同)以来の黒星となる3敗目を喫した。

 相手先発・宮城の緩急を駆使した投球の前に手も足も出なかった。前回対戦(4月4日)では8回無失点投球を許し、今回も8回を無得点に封じられた。三塁すら踏ませてもらえず、石井監督は「素晴らしい球を投げていた。一本で流れが変わる状況をセットアップできなかった」と振り返った。

 一方の早川は5回まで無失点に抑えていたものの、6回に先頭・吉田正への四球をきっかけに3失点。新人王を争う宮城との「サウスポー対決」は通算2戦2敗となった。降板後は球団を通じて「6回を最少失点で切り抜けられれば、またゲームは変わったかなという気がする」とコメント。指揮官は「早川はエースを目指している。そういう目で見ているので、6回は最少失点で帰ってきてほしかった。今後も最少失点で抑える投球を望んでいます」と指摘した。

 チームは2年ぶりの5連敗となり、連勝を8に伸ばしたオリックスに首位タイに並ばれた。パ・リーグは5位・西武までが3ゲーム差以内にひしめく大混戦となっている。

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