野村謙二郎氏 「絶対に勝つ」気持ちが出た会沢の激走 一丸でつかんだ1勝が流れを変える

[ 2021年6月16日 05:30 ]

交流戦   広島5ー3西武 ( 2021年6月15日    マツダ )

<広・西(3)>8回2死一塁、左越えに勝ち越しの2点本塁打を放った広島・宇草(中央)はナインに迎えられる (撮影・奥 調)
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 【野村謙二郎 視点】最後は林と宇草で決勝の2点を奪ったが、この日はチーム全員から「絶対に勝つんだ」という強い気持ちが伝わってきた。先頭に立っていたのが会沢だ。4回無死から中前打し、次打者・林の右前打で一気に三塁へ。フルカウントからのランエンドヒットだったとはいえ、激走だったと表現したい。5回は1点を勝ち越してなお2死三塁で平凡な三ゴロも、ここでも一塁へ全力でかけ抜けた。8回の守備で負傷してベンチへ下がったが、プレーで、その背中でみんなを引っ張っていた


 8回2死満塁のピンチでは愛斗の投手を強襲するゴロに菊池涼が好守をみせ、一塁・坂倉もショートバウンドの送球を気持ちでこぼさなかった。大瀬良は3度のリードを吐き出したが、その表情を見れば無念さがわかる。

 悪い偶然が重なるなどして大きな連敗は起こる。それを止めるには相当なパワーが必要だが、ベテランも若手も一丸になってようやくはね返すことができた。流れを変える1勝になったと見る。(スポニチ本紙評論家)

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