Dバックスに悪夢の 7―0から敗れてロード21連敗 屈辱のメジャー記録にあと「1」

[ 2021年6月16日 14:44 ]

8回2死満塁で痛恨の逆転満塁本塁打を喫したダイヤモンドバックスのカステヤノス(AP)
Photo By AP

 低迷するダイヤモンドバックスは15日、敵地サンフランシスコ(カリフォルニア州)でジャイアンツに8―9で敗れ、12連敗を喫して20勝48敗。ロードでは4月25日にアトランタ(ジョージア州)でブレーブスとのダブルヘッダーを両方勝ってから白星がなく、1943年にアスレチックス(フィラデルフィア)、1963年にメッツが喫しているメジャー・ワーストのロード連敗記録(22)にあと「1」と迫った。

 ダイヤモンドバックスは2回表を終えた段階で7―0とリード。しかし5―8で迎えた8回裏、メキシコ出身で4番手の右腕、ウンベルト・カステヤノス(23)がジャイアンツのマイク・ヤストレムスキー(30)に2死満塁から右越えに痛恨の7号本塁打を浴びて8―9と逆転された。

 この試合は今ロード7連戦の5試合目。16日と17日にもナ・リーグ西地区首位のジャイアンツと顔を合わせるが、2試合とも負けた場合には大リーグの歴史を良からぬ方に?書き換えてしまうことになる。

 またオリオールズも敵地クリーブランド(インディアナ州)でインディアンズに2―7で敗れて6連敗で22勝44敗。4失策が影響して主導権を握れず、ロードでは5月5日にシアトル(ワシントン州)でマリナーズを6―0で下して以来、これで17連敗とこちらもワースト記録に接近している。

 なお今季はレンジャーズも5月10日から6月11日までロード16連敗を喫している。

続きを表示

この記事のフォト

2021年6月16日のニュース