【侍打線こうなる】4番・鈴木誠が軸 5番“一番手”は浅村 栗原に「三刀流」への期待

[ 2021年6月16日 11:20 ]

広島・鈴木誠
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 東京五輪の野球日本代表の内定選手発表会見が16日、都内のホテルで行われ、24選手が発表された。野球は7月28日に福島あづま球場で開幕し、8月7日に横浜スタジアムで決勝戦が予定されている。稲葉篤紀監督(48)が代表選手を読み上げた。

 稲葉監督は19年プレミア12でMVPに輝いた活躍に惚れ込み、かねて「4番は鈴木誠也」と公言してきた。よほどの不振やコンディション不良に陥らない限り、4番・鈴木誠が打線の軸となる。

 その鈴木誠を「守る」ことになる5番は誰なのか。一番手は楽天・浅村栄斗か。プレミア12で機能したのが4番・鈴木誠、5番・浅村というこの2枚の並びだった。守備位置は楽天での二塁ではなく、プレミア12同様に一塁を多く守ることが有力。正一塁手としてプレーする。右左のつながりから村上も5番候補に挙がるが、初代表でのプレッシャーも考慮して6、7番からのスタートになるのではないか。

 1~3番の上位には足が使える選手か、出塁率の高い選手を並べたい。足ならばヤクルト・山田哲人、出塁率が今季高いのはその山田と、4割超えのオリックス・吉田正と日本ハム・近藤健介、巨人・坂本勇人や小技も使える広島・菊池涼介が候補となってくる。

 初選出の栗原陵矢は外野だけでなく、本来の捕手、内野も一、三塁と一人3役の「三刀流侍」としての役割が求められる。捕手はソフトバンク・甲斐拓也と広島・会沢翼の2人だけで、終盤に捕手に代打や代走を送った後や、故障など不測の事態に備えて「第3捕手」としても備える。正三塁手が村上で、他に三塁を本職とする選手がおらず、そこの控えも兼ねる。栗原に限らず、山田なら二塁だけでなく一塁の出場も求められるところで、複数守備位置を兼ねさせて、少ない登録人数の中で采配に幅を持たせていくしかない。

 ◇五輪日本代表内定選手

【投手】=11人
菅野 智之(31・巨人)右投げ右打ち 11
※青柳 晃洋(27・阪神)右投げ右打ち 12  
※岩崎  優(29・阪神)左投げ左打ち 13 
※森下 暢仁(23・広島)右投げ右打ち 15 
山本 由伸(22・オリックス)右投げ右打ち 17
田中 将大(32・楽天)右投げ右打ち 18
山崎 康晃(28・DeNA)右投げ右打ち 19
※栗林 良吏(24・広島)右投げ右打ち 20  
大野 雄大(32・中日)左投げ左打ち 22
中川 皓太(27・巨人)左投げ左打ち 41
※平良 海馬(21・西武)右投げ左打ち 61 

【捕手】=2人
甲斐 拓也(28・ソフトバンク)右投げ右打ち 10
会沢  翼(33・広島)右投げ右打ち 27

【内野手】=6人
山田 哲人(28・ヤクルト)右投げ右打ち 1
源田 壮亮(28・西武)右投げ左打ち 2
浅村 栄斗(30・楽天)右投げ右打ち 3
菊池 涼介(31・広島)右投げ右打ち 4
坂本 勇人(32・巨人)右投げ右打ち 6
村上 宗隆(21・ヤクルト)右投げ左打ち 55

【外野手】=5人
近藤 健介(27・日本ハム)右投げ左打ち 8
柳田 悠岐(32・ソフトバンク)右投げ左打ち 9
※栗原 陵矢(24・ソフトバンク)右投げ左打ち 31
吉田 正尚(27・オリックス)右投げ左打ち 34
鈴木 誠也(26・広島)右投げ右打ち 51

※は初選出。一番最後の数字は背番号

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