オリックス・ドラ5勝俣、菅野撃ち豪快2号「テレビで見ている選手から打てたのは自信」

[ 2020年3月7日 05:30 ]

オープン戦   オリックス1―0巨人 ( 2020年3月6日    京セラD )

ベンチのナインに迎えられ笑顔の勝俣(撮影・井垣 忠夫)
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 プロ野球は6日、無観客でオープン戦4試合を開催。オリックスのドラフト5位・勝俣翔貴内野手(22)は巨人戦に「7番・一塁」で先発出場し、4回に右中間席にオープン戦2号アーチで両軍唯一の得点を叩き出した。相手のエース・菅野から放った豪快弾で開幕1軍入りに向けアピールした。

 スコアボードに刻まれた唯一の「1」が光る。刻んだ張本人であるオリックスのドラフト5位・勝俣(国際武道大)は、少し控えめに笑った。「いつもテレビで見ている選手から打てたのは自信になります」。打ち砕いたのは、球界を代表する投手の菅野だった。

 両軍無得点で迎えた4回の1死無走者だ。初球の高め直球を振り抜くと、打球は右中間席へ。低め打ちに自信を持つ新人が、高めギリギリを強振した。「あそこの球を、うまく打てているイメージがない。力まなければ打てるのかなと思った」。新たな一面を見せた一発でもあった。

 国際武道大は東海大の姉妹校。原監督が毎年講演会を開き、勝俣も4年間受講している。そんな“兄弟子”でもある菅野からの一発は大アピールで、西村監督も「彼は思い切りが良い。どんどん振っていける」と、若いカウントから振れる長所にうなずいた。

 東海大菅生では悔しいドラフト漏れを経験したが、国際武道大では1年春から4番で起用され、5季連続ベストナインに輝くなど自分を磨いた。3日のロッテ戦では、12球団の新人一番乗りとなるオープン戦第1号を放ったばかり。中止となった5日のロッテ戦では4番に座る予定で、チーム内での評価もうなぎ上りだ。それでも中止決定後に、舞洲の室内練習場で1人打ち込むなど慢心はなし。その成果を、見事に発揮した。

 6回から移った三塁守備も無難にこなし、開幕1軍へも視界良好。「どこでもできるように準備していきたい」と目を光らせた。昨季、貧打に泣いたオリックスで、楽しみはジョーンズだけではなさそうだ。

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