西武・森 伝説の走塁再び!一塁から単打で生還、33年前の“当事者”辻監督「凄い走り」

[ 2020年3月7日 17:11 ]

オープン戦   西武11―5広島 ( 2020年3月7日    マツダ )

<広・西>6回1死、森はバットを折りながらも右前打を放つ(撮影・奥 調)
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 伝説の走塁再び!西武・森が激走を披露した。

 2回2死満塁。4番・山川の打席でカウントがフルカウントになり、投手のジョンソンが大きく振りかぶるのを見るや一塁走者の森は素早くスタートを切った。

 山川の打球は左中間寄りの中前打。森は三塁コーチの黒田内野守備走塁コーチが腕をグルグルと回しているのを見て、一気に三塁を回ってホームを駆け抜けた。

 「全力で走った。(本塁には)行けるかな、と。今日はよく走りましたよ」。単打で一塁からホームイン、といえば1987年の西武―巨人の日本シリーズ。第6戦の8回、一塁走者だった現役時代の辻監督が、中堅・クロマティの緩慢な守備の隙を突いて一塁から長駆ホームインしたシーンが語り草だ。

 その辻監督は「(森)友哉は凄い走りだった」と称賛。黒田コーチも「褒めました。思い切りのいい、友哉らしい走塁だった」と称えた。

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