広島・野間 開幕左翼スタメン譲らん!単独首位導くV2点打

[ 2020年3月7日 05:30 ]

オープン戦   広島2―1西武 ( 2020年3月6日    マツダ )

<広・西>4回、野間は中前に2点適時打を放つ (撮影・奥 調)
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 広島・野間峻祥外野手(27)は6日、西武とのオープン戦で、チーム唯一の打点で決勝打となる中前2点適時打を放った。左翼の定位置争いには、長野に加えて新助っ人のピレラも参戦する中、開幕スタメンへのアピールに成功。チームはオープン戦を5勝1敗として、単独首位に浮上した。

 左翼争いに食らいつこうとする粘り腰だった。4回1死二、三塁の場面で、野間は積極的に振った。1ボールからニールが投じた外角低め、ボール気味のチェンジアップに目いっぱい、手を伸ばした。体を倒すようにしながら運んだ中前打は、先制の2点適時打となり、チーム唯一の得点をもたらした。

 「1ストライク目に打つ球ではなかったけど、二塁も遊撃も後ろに下がっていたので、内野ゴロでも1点入るだろうな…と思った。結果を出したかったのでよかったです」

 直後の安部の2球目には、二盗を企画するも捕手・森のストライク送球で失敗に終わった。「スタート自体は悪くなかった。あとは、配球を考えながら成功するようにやっていきたい」。昨季は14盗塁で失敗は2つ。今季は、盗塁企画数の増加も目標に挙げているだけに、走塁でも積極的な姿勢を示した。

 左翼争いは混とんとしている。当初は、野間と長野の一騎打ちだった。しかし、首脳陣は、三塁守備に不安を残すピレラの左翼起用をテスト。オープン戦6試合での左翼の先発は、野間3試合、長野2試合、ピレラ1試合と決着は先送りされている。「アピールしないといけない立場。1打席1打席、無駄にすることなく仕事をできるようにしたい」と、ふるいに掛けられないようにと必死だ。

 昨秋から導入するバットを寝かせる新打法は、板についてきた。「構えも違和感なく入れている。タイミングの取り方などは試行錯誤していければいい」。朝山打撃コーチは「あとは強い球をはじき返せるか。まだ大事にいこうとしている部分が見える。思い切り空振りするぐらいの気持ちで投手に入っていってほしい」と注文した。試合後には、居残りでロングティーをこなした。完成間近の新打法が、2年ぶりとなる開幕スタメンの道筋を照らす。(河合 洋介) 

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