巨人・菅野、本番モードで6回1失点!初球ストライク率73%は「意識してやっている」

[ 2020年3月7日 05:30 ]

オープン戦   巨人0―1オリックス ( 2020年3月6日    京セラD )

先発の菅野は6回1失点の力投(撮影・森沢裕)
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 巨人・菅野は打者26人との対戦で19人に初球ストライク。率にして73%。巨人の投手陣全体が掲げる今季のテーマを菅野が体現し、6回9安打1失点にまとめた。

 「チームとして初球のストライク率を上げようとやっているし、僕が体現しないといけないという思いがある。意識してやっている」。許した9安打も5本が初球。想定の100球よりも少ない85球で6回まで投げ、救援陣に調整の場を譲った。失点はオープン戦で自身初めて新人に浴びた勝俣の一発だけで、これも初球。明確なテーマを胸に走者を出しながら要所を締めた。

 「それなりに投げられたと思います。シーズンもこういう試合が絶対ある。4回以降はある程度キャッチャーと話し合って組み立てができた」と語った。

 ジョーンズとは17年WBC準決勝・米国戦以来の再戦で2打数1安打。「雰囲気も他の選手とは別格」と印象を口にしたエースはオープン戦残り1試合に登板後、20日のDeNAとの開幕戦に臨む。

 「去年は体の不安があったので、修正したくてもできないというもどかしさは間違いなくあった。体に不安なく、マウンドで投げられることがどれだけ幸せなのかを毎試合感じています」と喜びを口にした。(神田 佑)

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