広島・大瀬良 3回持たず、新人時代以来5年ぶり自己ワーストタイ10失点KO

[ 2019年8月29日 19:59 ]

セ・リーグ   広島―巨人 ( 2019年8月29日    東京D )

<巨・広>3回、マウンドに集まる広島ナイン(撮影・森沢裕)
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 広島のエース、大瀬良大地投手(28)が巨人戦(東京D)に今季3度目となる中5日で先発登板したが、3回持たずに自己ワーストタイの10失点でKOされた。

 初回に松山の適時打で1点先制してもらった大瀬良だったが、2回に阿部へ死球、続くゲレーロには四球で一、二塁のピンチを招くと、大城に内角カットボールを右翼線へ弾き返されて二塁打とされ1―2と逆転を許した。

 さらに3回には先頭・亀井への四球から坂本勇、丸に連打を許して3失点目。続く岡本には外角高めのカットボールを右翼スタンドへ3ランされ1―5と引き離されると、さらに阿部に右翼フェンス直撃二塁打、ゲレーロに左中間二塁打、大城に左翼へ二塁打と計6連打され8失点。続く田中俊に四球を与えて犠打で1死二、三塁となったところで降板した。

 そして、2番手・塹江が坂本勇を四球で歩かせた後で丸にバックスクリーンに叩き込まれる満塁アーチを被弾。大瀬良に10失点が記録された。

 大瀬良の投球内容は2回1/3で打者18人に73球を投げ、7安打10失点(自責10)。1三振を奪い、与えた四死球は4つだった。大瀬良の10失点はプロ1年目の2014年6月7日ソフトバンク戦(マツダ)で1回0/3を投げ10失点して以来5年ぶり2度目となる自己ワーストタイ。5年前は自責6だったが、今回は自責も10となった。中5日での登板は昨季から4連続完投勝利(うち完封1度)中だったが、それもストップしている。

【大瀬良大地の中5日での4連続完投勝利】
2018年5月5日 ヤクルト戦(神宮)9回7安打1失点
2018年5月25日 中日戦(マツダ)9回5安打3失点
2019年4月25日 中日戦(マツダ)9回7安打完封
2019年5月8日 中日戦(ナゴヤD)9回6安打2失点
 

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