佐々木 血マメ「良くなっている」、4連覇中の米斬り自信

[ 2019年8月29日 05:30 ]

釜山に到着した奥川(撮影・木村 揚輔)
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 「第29回WBSC U18(18歳以下)ワールドカップ」(30日開幕、韓国・機張)に出場する高校日本代表が28日、成田空港発の航空機で韓国入りした。佐々木朗希投手(3年=大船渡)は、初の世界一を目指す上で最大のライバルとなる大会4連覇中の米国を警戒した。29日に試合会場となるドリームボールパークで最終練習に臨み、30日のスペインとの初戦に備える。

 佐々木は真剣なまなざしで決戦の地、韓国に降り立った。日韓関係の悪化を受けて、日の丸のロゴが入らない真っ白なポロシャツ姿。体調を崩さぬようにマスクをつけ、予防も万全だ。釜山・金海空港でのトラブルもなく、ホテルへの移動バスに乗り込んだ。

 「自分の出せるベストを尽くして、優勝して帰ってきたい」

 成田空港の混雑の影響で、予定より1時間遅れての離陸。飛行機は同大会で別グループのニカラグア代表も同乗していた。機内放送で「日本代表の皆さんも、ニカラグア代表の皆さんも全力で頑張ってください」とエールも送られた。

 初の世界一を目指す佐々木の目線はライバルに向けられている。すでに動画でW杯4連覇中の米国の研究を進めていることを明かし「身体能力が高くて良い選手がそろっている。日本人とは違う打ち方をするので気を付けていきたい」と警戒した。一方で「ストレートをコースに投げれば打たれることはない」と強い自信も口にした。

 1次ラウンドでヤマ場となるのが、9月1日の米国戦と同2日の台湾戦だ。両国は、各組上位3カ国が進むスーパーラウンド進出の可能性は高い。1次ラウンドの直接対決の勝敗は、スーパーラウンドに持ち越される。その勝敗の行方は、決勝進出へ大きなポイントとなる。

 26日の大学日本代表との壮行試合で血マメができた右手中指については、ばんそうこうの上からテーピングを施していたが「ちょっとずつ良くなっている」と話す。永田裕治監督は「理学療法士やトレーナーの指示に従って(登板を)決めたい」と慎重に起用を見極めるが、佐々木、ノースロー調整が続く奥川がどの時点で試合に入れるかは大きな鍵だ。

 「コンディションを整え万全な状態で戦いたい」。世界デビューで不安を吹き飛ばす快投を誰もが期待している。(武田 勇美)

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