阪神・青柳、無援9敗 7回1失点も一発に泣く「反省です」

[ 2019年8月29日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神0―1中日 ( 2019年8月28日    甲子園 )

6回1死、阿部に先制弾を浴びた青柳(撮影・成瀬 徹)
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 懸命に腕を振った攻めの投球も実らなかった。阪神・青柳は7回1失点。被安打8もソロ本塁打による1失点と粘ったが、打線の援護なく9敗目を喫した。

 「先頭(打者)を出したり、調子自体も良くなかったですけど、ゲッツーが取れたり、野手が守ってくれて最少失点でいけた」

 “ゴロマシン”の持ち味を発揮した。すべてのイニングで走者を背負う苦境の連続も粘り腰で試合を作った。初回は無死一塁で京田を二ゴロ併殺。5回無死一、三塁でも後続3人を落ち着いて打ち取った。藤井(2回)、福田(3回)に死球を与えたのも内角を突いた結果。「(前回8月13日の)ナゴヤドームでは外角で抑えたので梅野さんとも“内角を突いていかないと”と話していた」と狙い通りの投球を体現した。

 唯一悔いたのが6回1死、2ボール2ストライクから阿部に浴びたソロ本塁打。「スライダー(4球)続け球だったので。良い所にいったと思ったけど、ホームランだったので、別の選択肢もあったのかなと」。自身3試合、19イニングぶりの失点が決勝点となり唇をかんだ。矢野監督も「ホームランも追い込んでからやしね。もったいないちゃ、もったいないし。粘ってくれたというのはあったので、こういう僅差のゲームになった」と収穫と課題を指摘した。

 一時は疲れが見え打ち込まれる場面も目立ったが、この夜も含めて3試合連続で好投。チームワーストの9敗目でも、これまでの黒星とは意味合いが違ってくる。開幕からローテーションを守ってきた中で、調子の波を再び上向きに転換させたことは、大きな経験となるに違いない。

 「一発で負けたので、そこは反省です」

 勝つことの喜びだけでなく、勝負の厳しさも味わう1年だ。さらなる成長を求めて、飛躍のシーズンを全力疾走で駆け抜ける。(遠藤 礼)

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