首位を走るソフトBにようやく? 雨天中止の影響はいかに

[ 2019年8月29日 08:15 ]

<オ・ソ21>工藤監督(左)森コーチが見守る中、居残り打撃練習するグラシアル(撮影・後藤 正志)
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 なかなか珍しい現象だった。今季のソフトバンクは開幕から119試合目までを、1試合の雨天中止がなく消化していた。ようやく?試合が流れたのが、8月27日、京都で開催予定だったビジターでのオリックス戦だった。そして、翌日も悪天候のために2試合連続で中止に。工藤監督は「今日しか来られないファンの方もいたと思うので残念。監督になって初めての京都での試合だったので」と雨雲を見上げた。

 8月28日現在、2位・西武とのゲーム差は2・5。首位を走っているとはいえ、雨天中止の間にゲーム差が詰まっている状況は複雑な思いだと思うが、後ろ向きな発言はなかった。26日の移動日で千葉から京都入り。2連戦を流したことで、計4日間、試合がない日程となったが、指揮官は「しっかり練習していれば(影響は)そこまで。みんなやるべきことをやっている」と選手の動きに目を細めた。

 27日には中止決定後に、わかさスタスタジアムの室内練習場で、グラシアルが居残りで打撃練習を行った。バスの出発時間が遅れるまでバットを振る助っ人の姿を見守り「帰れると思ったけどね」とおどけながら「ああやって自主的に(練習を)やりたいというのは良いことだと思う」と不振脱出にもがく姿に目を細めた。同じく、本調子ではない上林も、ミラールームで黙々とバットを振っていた。強制的ではなく、自発的に練習をこなす姿が、うれしく映ったのだろう。

 シーズンは残り30試合を切った。パ・リーグは最下位までのゲーム差がセ・リーグと違い詰まっている。どのチームにもモチベーションがあるだけに、下位チームとの戦いも侮れない。4日間の休養は、首位を守るソフトバンクナインに、どのような影響をもたらすか。(記者コラム・川島 毅洋)

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