DeNA、20歳・山本が代打サヨナラ打 未成年飲酒の処分乗り越え…今季セ最長試合にケリ

[ 2019年8月29日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA7―6ヤクルト ( 2019年8月28日    横浜 )

12回2死満塁 サヨナラ適時打を放つ山本 (撮影・白鳥 佳樹)
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 今季リーグ最長の4時間58分の激戦。DeNA・山本は出番を待っていた。延長12回2死満塁。ベンチ入り野手16人の最後の1人として代打で登場した。そして「野球人生初です!」というサヨナラ打を右前に運んだ。「ライトゴロになりそうで全力で走った。喜び過ぎて声がおかしくなった」。かすれた声で童顔をほころばせた。

 「残ってる野手は僕だけ。投手のところで回ってくるなら2死満塁だと思っていた」。長時間の試合でも集中力は途切れない。爪のマニキュアは、捕手として準備していた証だ。「元々スタメンじゃない。どんな時でも準備できるのは当たり前」と胸を張った。

 入団2年目。昨年8月19日の広島戦でプロ初打席初安打を初本塁打でマークした。しかし直後に暗転。8月31日、未成年飲酒が発覚して球団から厳重注意され、シーズン中の外出禁止処分が科された。ユニホームを着て練習こそできたが反省と自戒の日々。それから1年がたち、20歳になった山本は存分に歓喜のシャワーを浴びた。

 マジックを19に減らした首位・巨人に食らいつき5ゲーム差をキープ。ラミレス監督も「アンビリーバブル。大きな意味のある勝利。ターニングポイントになりうる試合だ」と興奮を隠せない。3連勝で今季のヤクルト戦の勝ち越しも決めた。残り22試合。まだまだ波乱を起こす。 (鈴木 勝巳)

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