佛教大・中山怜、7回を3安打無失点の好投 秋季リーグ戦“快幕”

[ 2019年8月29日 13:12 ]

2019年度京滋大学野球秋季リーグ第1節第1日   佛教大7―0大谷大(7回コールド) ( 2019年8月29日 )

<大谷大・佛教大>7回を3安打無失点と好投した佛教大・中山怜央
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 秋季リーグ戦が開幕し、春の王者で6月の全日本大学野球選手権で準優勝に輝いた佛教大が、今季から1部に昇格した大谷大を下し、初戦を飾った。先発したエースの中山怜央(4年=奈良大付)が7回を3安打無失点。打線は3回に死球を挟み6連打で5点を挙げるなど序盤から主導権を握り、4回までに7得点。7回コールド勝ちを収めた。

 全国の舞台で準優勝した“ミラクル佛教”の立役者は格が違った。中山怜は1メートル85、84キロの恵まれた体格を生かし、6回以外は毎回奪三振をマーク。「初戦で緊張しましたが、いつも通りにやったら抑えられるだろう、と」。直球の最速も146キロと威力十分だった。7回先頭の「4番・一塁」の樫本大賀(2年=北稜)に右越え二塁打を浴び、味方の失策も絡んでこの試合初めて得点圏に走者を背負ったが、まったく動じない。「真っすぐが走っていたので、ピンチでは真っすぐで押していこうとキャッチャーと話していた」と、1死三塁から「6番・三塁」の木村謙太(3年=水口)を全て直球で3球三振。続く打者も捕邪飛に仕留め、試合を締めくくった。

 6月の全日本大学野球選手権では3試合に先発。決勝までチームを導く大車輪の活躍を見せながら、その決勝では登板機会がなかった。「関西選手権を勝ち上がらないと(神宮大会に)出られませんが、まずはリーグ優勝できるように1つずつ勝っていきたい」と、決勝のマウンドに立ちたい気持ちは人一倍だ。もはや神宮は「行きたい場所」ではなく「最後なので秋に戻らないといけない場所」。田原完行監督も「ワンプレーに影響されずに、自分自身を客観的に見られるようになった」と精神的な成長を認めるエースが、大学生活最後のシーズンを全力で駆け抜ける。

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