阪神“キナチカ”復活もかみ合わず つながり欠いて無得点

[ 2019年8月29日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神0―1中日 ( 2019年8月28日    甲子園 )

初回無死一塁、近本(左)の投直で一塁走者・木浪が戻れず併殺となる(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 阪神は帰ってきた甲子園で4月2日以来の並びとなった「1番木浪」「2番近本」の“キナチカ”も結果的には空転した。

 前記以来の1番に座った木浪は初回、1ストライクから中日の左腕小笠原の真っすぐを左前打。18日の巨人戦から8試合連続安打を記録したが、近本の鋭いライナーを小笠原が好捕。一塁に戻れず一瞬にして好機がついえた。

 「(初回)先頭で出られたのはよかった。特に(1番に入ったが今までと)変わりなかったです。1、2番はエンドランとか何が起きるかわからないので、準備さえできればと思っていた」

 以降の2打席は凡退。8回無死一塁では犠打を記録したが後続が倒れ、得点には結び付かなかった。

 一方の近本は8月2日広島戦以来の2番。6回1死から小笠原のスライダーを右前打し今季131安打。安打数では99年の福留に並ぶセ・リーグ新人8位とした。「狙い球と違ったけど、いい感じで当てることができた」。ただ、直後の福留の打席では二盗失敗。「投手に合わせてしまった」と悔やんだ。木浪の犠打で築いた8回1死二塁では力ない遊ゴロ。「帰るべき選手」が簡単に「還す選手」とはならず、打線としてのつながりを生むことはできなかった。

 矢野監督は1、2番の起用について「自分が捕手やったら、開幕からやっているようにこっちの方が嫌かなと。(木浪)聖也は状態も上がってきたので。自分の中でそうしたい、その方が自分では嫌だという部分があったので、それをした」と説明。ルーキー2人が攻撃の起点になることを期待したが、この日は歯車がかみ合わなかった。(長谷川 凡記) 

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年8月29日のニュース