首位攻防3連戦初戦は7回から警告試合に 広島・一岡が危険球退場 中島詰め寄り、両軍選手飛び出す

[ 2019年5月24日 20:39 ]

セ・リーグ   広島―巨人 ( 2019年5月24日    東京D )

<巨・広9>マウンドに歩み寄る中島(右)を止めに入る主審の有里隅(右)と会沢(手前)(撮影・森沢裕)
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 東京ドームで行われた広島と巨人の首位攻防3連戦初戦が7回途中から警告試合となった。広島の一岡竜司投手(28)が巨人・中島宏之内野手(36)の頭部付近に投げたとして危険球により退場。怒った中島がマウンド方向へ詰め寄り、両チームの選手がベンチを飛び出し、一時騒然となった。

 広島が5―3と2点リードで迎えた7回だった。広島のマウンドにはこの回から3番手・一岡が上がり、1死一塁の場面。代打に出た中島への初球の直球が頭部付近を襲った。ボールは中島の左肩をかすめてから左側頭部に当たり、怒った中島がマウンド方向へ詰め寄った。

 一岡の女房役・会沢翼捕手(31)がすかさず割って入ったが、両チームのベンチから選手がホーム付近へ集まり、一時スタジアムは騒然。一岡は危険球により退場になり、両チームに警告が与えられた。

 危険球退場は今季両リーグ7人目。一岡は2015年5月8日の阪神戦で狩野に当てて以来自身2度目となった。

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