阪神・高橋遥、6回無失点快投 燕打線を制圧「自信持って投げられた」

[ 2019年5月24日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1―0ヤクルト ( 2019年5月23日    甲子園 )

初回、バレンティン(手前右)を見逃し三振に仕留める高橋遥(撮影・坂田 高浩)
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 阪神・高橋遥が今季2度目の登板で完全復調を強く印象づけた。振り返れば唯一の危機は初回だけ。先頭の山田哲を四球で出し、続く坂口にもカウント3―1へボールが先行した。フルカウントまで持ち込み、最後はカットボールで空振り三振。最初のアウトを奪って波に乗った。1死二塁から青木を遊ゴロ。バレンティンを見逃し三振に仕留めた直球は外角低めに見事に決めた。

 「梅野さんが強気のリードをしてくれたので、思い切り投げていこうと思って、それがしっかりできました」

 低めに集めた速球と変化球には威力があり、6回1死で青木に中前打されるまで外野には一度も打球が飛ばなかった。バレンティンの中前打で一、三塁へ広がった窮地でも雄平を一ゴロへ押し込み、村上の大飛球は近本の好捕に救われた。

 99球で6回無失点。最速148キロを計測し、7三振を奪った。4回1/3、5失点(自責2)だった前回5日のDeNA戦から結果も内容も上昇し、矢野監督にも「向かっていく気持ちも出ていたし、遥人らしい投球ができていた」と認められた。

 1年目の昨季は左肘不安のため6月上旬からリハビリの日々を強いられた。再起を期し、こだわったのは直球だ。今春キャンプで実戦復帰してからはブルペンでも腕を強く振ることを心がけた。

 「強い真っすぐが武器なので、なるべく前(フェアゾーン)に飛ばされたくない」

 故障を経験し、「打者を圧倒したい」気持ちが一層強くなった。2軍でキャッチボール相手を務める小野を「手元で伸びて来るし、凄い」とうならせるほど進化を遂げた。

 昨年5月18日の中日戦以来の白星には届かなくても確信が残った。「強く攻めていけたので良かった。自信を持って投げられた」。猛虎看板の投手陣にまた新たな名前が加わった。(長谷川 凡記)

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