東洋大、サヨナラで完全V!エース村上6勝けん引「全員で力を合わせた結果」

[ 2019年5月24日 05:30 ]

東都大学野球   東洋大7―6亜大 ( 2019年5月23日    神宮 )

優勝した東洋大ナインは杉本監督を歓喜の胴上げ(撮影・村上 大輔)
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 2回戦3試合が行われ、東洋大が2季ぶり20度目のリーグ制覇を、16年秋の日大以来の勝ち点5の完全優勝で飾った。先に国学院大が中大に連敗して勝ち点を落とし、優勝が決定。東洋大は亜大に延長11回、7―6でサヨナラ勝ちした。エースの村上頌樹(しょうき)投手(3年)が6勝とフル回転した。東洋大は東都連盟代表として、全日本大学選手権(6月10日開幕、神宮ほか)に出場する。駒大は立正大に敗れ最下位となり、2部との入れ替え戦が決まった。

 村上は真っ先にベンチを飛び出し、生還した三塁走者の山田と抱き合った。延長11回1死一、三塁から小川の中犠飛でサヨナラ勝ち。この日の第1試合で国学院大が敗れて優勝が決まったとはいえ、勝ち点5の完全優勝だ。前日9回2死まで完全投球、11回を1安打完封した右腕は「うれしいです。全員で力を合わせた結果が優勝につながった」と興奮気味に話した。

 1メートル74の小柄なエースが節目の20度目、令和最初の優勝へとけん引した。6勝で防御率0・77。12年春の亜大・東浜(現ソフトバンク)以来、リーグ7年ぶりとなる4完封と圧倒した。年頭に掲げた「年間10勝、防御率0点台、タイトル」の目標へ東都屈指の投手に成長した。昨春就任し、春連覇を達成した杉本泰彦監督も「球を操れる。真っすぐを135キロくらいから149キロまで投げ分けている」と評する。制球力に、直球の球速差が飛躍の要因となった。

 上茶谷(DeNA)甲斐野(ソフトバンク)梅津(中日)が抜けた今季、オープン戦ではフォームの間を意識し、カーブ、チェンジアップの精度を上げた。昨年は右肘痛で6試合の登板に終わったが、故障中の2カ月に走り抜き、9試合、1018球を投げ抜く体力が備わった。

 1、2年時には出番のなかった全日本大学選手権が待つ。8年ぶりの大学日本一奪還へ「2年連続で初戦敗退している。優勝を目指してやっていきたい。チームを勝たせたい」と自覚十分に話した。 (伊藤 幸男)

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