水原通訳、大谷の凄さを再認識 あのトラウトが「一緒に長くやっていきたい」

[ 2019年5月24日 09:01 ]

水原通訳 I REPORT

水原通訳のTシャツを着て笑顔のロブレス
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 翔平が7日のタイガース戦で打者で復帰しました。デトロイトに向かう空港では何人かの米国の方々に気付かれて「頑張って」と声も掛けてもらいましたね。凄くありがたいです。

 9日の3戦目に復帰後初安打を打った時は、ベンチのみんなが喜んでくれました。特に喜んでいたのはシンバ(シモンズの愛称)とトラウト。トラウトは本拠地でリハビリしている時から「早く復帰しろよ」と言ってくれていました。その他にも「スライディングの時に絶対に右肘をつくな」とか「これから20年くらいキャリアがあるんだから自分の体は自分で守れよ」とか。

 トラウトは僕にも「翔平と一緒に長くやっていきたい」とちらっと言ってくれています。キャンプ中に契約延長(12年総額4億2650万ドル)してエンゼルスで長くプレーすることも決まっているので「一緒に長くやっていくんだからケガするな。しっかりケアしろ」と。世界一の選手にこんなこと言ってもらえるなんて凄いことだと思います。

 22日の練習では投手陣が僕の写真がプリントされたTシャツを着ていたので驚きました。突然、段ボールが届いて、翔平が「やっと来たか(笑い)」みたいな感じで。僕の知らないところで動いていたみたいです。あの写真は3月のキャンプ休日に一緒に観光スポットとして人気の「アンテロープキャニオン」に行った時のものですね。「決め顔でやってくださいよ」と言われて面白おかしく撮られていたものがまさかTシャツになるとは…。それでも、みんなが喜んで着てくれて、本当に良い人ばっかりだなあと改めて思いました。

 翔平が復帰してチームの調子も上がっています。一番の目標は優勝ですが、その前にプレーオフ進出が大事。翔平も「プレーオフに行きたい」と言っているので僕もチームに貢献できるようにサポートしていきたいです。(エンゼルス通訳)

 ≪「一平Tシャツ」救援陣に好評≫エンゼルス投手陣が、水原一平通訳の写真がプリントされたTシャツを着てキャッチボールなどの練習を行った。仕掛け人は大谷。特に救援陣から好評で、N・ラミレスは「クラブハウスにたくさんこのTシャツが置いてあったんだ。凄く面白いTシャツだね」と笑顔だった。

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