智弁和歌山・矢田 制球力磨いて6回1安打零封 「タイプが似ている」日本ハム・宮西の投球術研究

[ 2019年5月11日 18:00 ]

春季高校野球和歌山大会 準決勝   智弁和歌山4―0桐蔭 ( 2019年5月11日    紀三井寺公園野球場 )

好投でチームを決勝戦へと導いた智弁和歌山先発・矢田
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 夏に向け、楽しみな左腕が現れた。智弁和歌山・矢田真那斗投手(2年)が先発し、6回1安打無失点と好投。チームを決勝戦へと導き「自分の持ち味はコントロール。両コーナーを意識した。直球が低く決まっていたので、変化球も生きた」と振り返った。

 直球の最速は140キロながら、スリークォーターから投じるスライダー、フォークで打者のタイミングを徹底的に外した。元々は「コントロールのいい方ではなかった」が、昨冬に捕手・東妻純平(3年)から受けた「投げ急ぎをなくしていけば、大丈夫」という助言を胸に刻み、制球に細心の注意を払った。両チーム無得点が続く中、集中力を保ち続け、7回の猛攻を呼び込んだ。

 好きなプロ野球選手は「タイプが似ている」という理由で日本ハム・宮西。投球の動画は絶好の研究材料だ。「リズムがいいですし、少ない球種でも打者を打ち取るところがすごい」と投球術に心酔する。今春選抜大会はベンチ入りメンバーから外れ、アルプスで応援の声をからした。「一つのプレーで流れが変わる。ああいうところで投げてみたいと思った」。術に磨きをかけ、夏のベンチ入りを目指す。

 中谷仁監督(40)は「矢田は春にベンチ入りしてもおかしくない結果を出してくれていた。今後も期待しています」と話した。12日の決勝戦の相手は市和歌山となり、今春選抜大会の出場校同士の対戦となった。指揮官は「今年に限らずですが、特に今年は大いに意識をしなければならない相手。決勝でやらせてもらえる意味をしっかりとかみしめながら試合に臨みたい」と力を込めた。

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