阪神・原口“守備復帰” 1軍へさらに前進「感覚を思い出してできた」

[ 2019年5月11日 05:30 ]

9回から捕手で守備に付く原口(撮影・後藤 正志)
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 大腸がんからの復帰を目指す阪神・原口が10日、ウエスタン・リーグのオリックス戦の8回に代打で出場。そのまま今季初めて守備につき、捕手として1イニングを無失点に抑えた。8日の実戦復帰、前日9日の先発復帰に続いてこの日は“守備復帰”。待望の1軍の舞台へさらに前進した。

 「また一歩、そういう(守備)機会があったので。今日は良かったかなと」

 入場規制がかかるほどの大観衆に拍手で迎えられ、8回2死に登場。7球粘りながらも中飛に終わった直後だった。9回表に備え投球練習を行っていた石崎のもとにマスクを被った背番号94がダッシュで向かうと、鳴尾浜の虎党は一際大きな歓声をあげた。

 「緊張している中でも、久しぶりにしては捕手としての感覚を思い出してできたかな」

 捕手としての出場は昨年9月14日のヤクルト戦以来238日ぶり。緊張があったことを認めながらも、大きなジェスチャーを交えながら石崎をリードした。無死一塁で迎えた5番・杉本への2球目でスライダーを後方へ捕逸。それでも気落ちすることなく、冷静に後続の3人を封じた。石崎からは「キャッチャーらしいキャッチャー。1軍で組んだこともあるし、懐かしく感じた」とバッテリー再結成を喜ばれた。

 試合後は術後初となる遠征に同行するため、上富田へのチームバスへと乗り込んだ。「ミスもしたんで、しっかりこれから実戦を積み重ねていきたい」。目標は1軍の舞台で躍動し、同じ大腸がん患者に勇気を与えること。その道のりを着々と進み続けている。(阪井 日向)

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