和歌山東の豪腕・落合、12K完投に9球団スカウト絶賛!高校四天王に「遜色ない」

[ 2019年5月11日 17:21 ]

練習試合   和歌山東8―4滋賀学園 ( 2019年5月11日    和歌山東グラウンド )

スカウト陣の前で能力の高さを見せつけた和歌山東・落合
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 最速147キロ右腕の和歌山東・落合秀市投手(3年)が先発し、春季滋賀大会準優勝の滋賀学園を相手に4安打、自責点0(4失点)完投勝利。ネット裏に大挙、押し寄せた9球団17人のスカウトに改めて能力の高さを見せつけた。

 「豪腕」にふさわしい内容だった。初回2死三塁のピンチを招いたが、4番打者を145キロ直球で空振り三振。無失点で立ち上がり、リズムをつかむと2回から7回まで無安打投球。自己最速タイとなる147キロ直球を軸に、決め球のスライダー、スプリットも効果的に決まり、12個の三振を奪った。最終回は失策も絡んで4点を失ったが、圧巻の投球内容。スカウト陣が一斉にスピードガンを構えるなど、練習試合としては特殊な状況での登板にも「(スカウトの数が)多いな…くらいでした。いつも通り。緊張しないので」と穏やかな笑みで言い放った。

 心身ともに一級品の素材だ。1メートル85、90キロの立派な体格に加え、マウンド上では表情一つ変えず、憎らしいほど落ち着き払ってふるまう。打席では2度、投球を体に受けたが「(死球で)塁に出た方が、チームが勝ちに近付く。別に当たっても痛くないので」と気持ちも強い。自転車のBMX、スケートボードなど多趣味も「野球が一番楽しい」と笑う。「好きなことが職業になるなら、それが一番嬉しい」とプロを目標に、実力に磨きをかけている。

 スカウト陣からは絶賛の言葉が相次いだ。3人体制で視察したオリックス・古屋編成部副部長は「スカウトがこれだけいても、全く動じていない。球はもちろん、態度もいい」と惚れ込み、同じく3人体制だった阪神・渡辺スカウトは「直球も強いが、変化球もいいところに決められる器用さもある。体も恵まれていて、素材としては申し分ない」と話した。大船渡・佐々木朗希、星稜・奥川恭伸、横浜・及川雅貴、創志学園・西純矢が「高校生投手四天王」と称されるが、中日・中田アマスカウト・アドバイザーは「ポテンシャルの高さは遜色ない」と断言する。潜在能力抜群の右腕が和歌山で急激な成長曲線を描いている。

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