日本ハム・谷口 右膝手術乗り越え965日ぶりヒット!挫折経て成長「野球をやれて楽しい」

[ 2019年5月11日 18:30 ]

パ・リーグ   日本ハム8―0西武 ( 2019年5月11日    札幌D )

<日・西>3回1死一、二塁、安打を放った谷口は緒方コーチとタッチ交わす(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの谷口雄也外野手(26)が11日、札幌ドームで行われた西武戦に「6番・左翼」で今季初のスタメン出場。3回の第2打席で16年9月18日のロッテ戦以来、実に965日ぶりとなる左前打を放つなどマルチ安打をマークして8―0大勝に貢献した。

 17年の3月に慢性的に痛みを抱えていた右膝前十字じん帯を手術。地道なリハビリを経て昨季は1軍で6試合に出場し、6打席で無安打ながら復活への足掛かりをつかんだ。前日の10日に今季初めて1軍に昇格。試合前の練習中に自身のスタメン抜てきを知った。

 初回はいきなり2死満塁のチャンスで打席に立ったが左邪飛。「最初はとにかく緊張していたけど1打席目で打ち取られて悔しさが生まれ、何とか1本という思いになって、冷静になれた」と心境が変化した3回は今井の外角直球を左前に運び、3年ぶりの安打を記録した。4回も投手強襲安打で出塁。童顔で女性ファンからの人気は西川、中島に匹敵する26歳が躍動した。

 大きな挫折が人間的な成長につながっている。「手術して、寝たきりで、歩くことから始めて、走って、野球をするところにいった。野球をやれているので楽しいことばかりだし、自分の仕事、やりがいを再確認できた」と目を輝かせる。その日の結果によって一喜一憂していた、かつての自分はもういない。

 西川、大田、近藤ら外野のレギュラー陣の壁は厚いが、引き下がるつもりはない。「今日は今日。よかったところは継続して、悪かったところは反省してやっていきたい」と表情を引き締めた。

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