巨人・坂本、首位攻防3連戦で“アニキ超え” 開幕からの連続出塁リーグ記録あと3

[ 2019年5月10日 06:18 ]

巨人・坂本勇(撮影・森沢裕)
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 「アニキ超え」で首位固めだ。首位・巨人は、10日から2ゲーム差の2位・ヤクルトと首位攻防戦に臨み、坂本勇は開幕からの連続試合出塁のリーグ記録更新に挑む。

 現在、77年王貞治の球団記録に並ぶ33試合連続出塁中。順調に出塁を重ねれば、あす11日に97年金本知憲(広島)が持つ35試合のリーグ記録に並び、12日に記録更新となる。注目度は増すばかりだが「どんな試合でも、安打や四球で出塁したいというのは変わらない」と常々口にするように、泰然自若で臨む。

 データも記録を後押しする。3連戦の相手先発は小川、石川、高梨の予定だ。小川に対して昨季は打率・429で、今季も2打数2安打1本塁打。石川に対しても昨季は打率・400、今季も3打数1安打1本塁打と相性は抜群だ。高梨とは今季初対戦となるが、リーグトップの打率・336、出塁率・424と好調だけに快音を響かせてくれるはずだ。

 この日、新潟から帰京した原監督も肉体的にも精神的にも負担の重い遊撃手での快進撃に「非常に価値がある」と称賛し、「一試合一試合の積み重ねだから、上を見るよりも、今までのフラットな状態でゲームに臨むのが大事」と期待した。背番号6が新しい歴史をつくり、首位独走を図る。 (青森 正宣)

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2019年5月10日のニュース