ロッテ高浜、今季初打席でV打 40日ぶり5割復帰で3位タイ浮上

[ 2019年5月10日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ5―4西武 ( 2019年5月9日    大宮 )

11回1死二塁、勝ち越しの左適時二塁打を放つ高浜(撮影・尾崎 有希)
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 「代打」にこだわり抜いてきた男が、死闘に決着をつけた。延長11回1死二塁。今季初打席に立ったロッテの代打・高浜は、マーティンのチェンジアップをすくい上げるように左中間へ決勝二塁打を放った。代走を送られベンチに戻る時、ようやく笑みがこぼれた。

 「(土のグラウンドの)地方球場だし、当てれば何とかなると思った。1軍の舞台で結果が出てよかった」

 先制され、逆転し、再逆転され、また追いついた。8回2死三塁、清田の右前適時打で勝負あったかに思えたが、9回2死一塁から失策をきっかけに守護神・益田が追いつかれた。そんなシーソーゲームにも、8日に1軍昇格したばかりの高浜は一喜一憂せず「(代打を)想定してやっていた」と黙々と準備した。

 横浜高から07年高校生ドラフト1巡目で阪神入りしたが、11年に小林宏のFAによる人的補償でロッテへ。腰痛に悩まされるなど、1軍に定着できず、30歳を迎える今季は代打に専念すると決めた。

 オープン戦前半までは好調だったが、開幕前に2軍落ちした。そこで福浦兼任2軍打撃コーチの助言に救われる。速球に合わせようとタイミングを早く取るあまり、体をねじる動きが失われていた。「意識してやってきた」と課題を克服した。2軍では先発出場が多かったが「1打席目を大事にした」と代打と感覚が近い1打席目に集中力を高めた。

 「ハマ(高浜)は代打でいいところで打ってくれた。地力がついて、1点差の試合を勝てるようになった」と井口監督。今季3度目の3連勝で最大6あった借金は完済し、40日ぶりに勝率5割に復帰。3位タイに浮上し、ロッテが勢いに乗ってきた。 (福浦 健太郎)
 そ

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