阪神「ファンが選ぶ月間MVP」は梅野 骨折に負けずサイクル達成

[ 2019年5月10日 08:08 ]

4回1死一塁、犠打を狙った野村の打球をキャッチする梅野(結果は捕邪飛)(5月1日撮影・坂田 高浩)
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 SNSとの連動企画「ファンが選ぶ月間MVP」の第2回は梅野隆太郎捕手(27)が計823票(ツイッター822、はがき1)を集めて4月のMVPをつかんだ。左足薬指の骨折に負けず9日のDeNA戦ではサイクル安打も達成するなど大車輪の活躍。また、ツイッター内の投票で決まったブロッキングの愛称「梅ちゃんウォール」も正式に承認した。(取材・構成=遠藤 礼)

 「梅ちゃん」に酔いしれた1カ月を象徴するようにMVPレースでも破竹の勢いで票を集め、甲乙つけがたかった新人・近本とのデッドヒートを制した。

 4月は多くの虎党が、その背中にいつも以上の声援を送った。同2日の巨人戦で一塁へ駆け込んだ際に転倒して左足薬指を骨折。痛みに耐えてマスクを被り続けただけでなく、キャリア最高と言えるバットでの“開幕ダッシュ”を決めたことが、インパクトを与えた。

 月間23試合で85打数30安打の打率・353、1本塁打13打点とケガの影響を感じさせない好調ぶりを見せ、極め付きは同9日のDeNA戦でのサイクル安打達成。阪神捕手として初の快挙にファンの心も揺さぶられたようだ。

 ここからはコメントを一気に紹介する。

 『いなご』さんは「骨折という痛手を負いながらも、チームのために頑張った素晴らしい結果。梅ちゃんの男気にMVP」と骨折発覚から1週間足らずで成し遂げた偉業に拍手。『岩間英里』さんも「平成最後のサイクルヒットを決めたことが第一」と球史に名を刻んだ活躍を絶賛した。

 他にも『TORA―K』さんは「ケガも完治しないまま試合に出続け、攻守に結果を出すだけでなく、気迫でもチームを引っ張る扇の要」と捕手としてのリーダーシップを選出理由に挙げ、『虎ック野郎』さんは「骨折を押してのあの守備は、人として尊敬です」と“鉄人魂”を称えた。

 さらに竜党でもある『りか』さんも投票に参加。「梅ちゃんは打席に立った時の恐怖感が阪神イチ強い。梅ちゃんバズーカも怖い。中日戦だけおとなしくしてて欲しいです(笑)」と願ったように他球団のファンも一目置く大活躍だった。

 4月のMVP獲得を知らされた梅野は「投票してくださった皆さま、ありがとうございます。いいスタートが切れたことは良かったですけど、まだまだシーズンはこれからで、体力勝負になると思っているので、また5月もチームに貢献できるようにやっていく。一つでも多く、キャッチャーとして、ファンの方に勝利をプレゼントしていきたい」と決意を新たにした。

 スポニチでは投手の投球を後ろにそらさない梅野の高いブロッキング技術の愛称を決める投票を4月下旬に阪神担当・遠藤のアカウント(@sponichi_endo)上で実施し、総数1230票のうち「梅ちゃんウォール」が最多603票を集めた。

 この結果について梅野は「オッケーです!」と笑顔で承認。「まだピンと来ないけど、愛称からブロッキングにも興味を持ってもらえたら」と歓迎した。

 強調したのは、捕手として欠かせない技術であること。「絶対にそらさない場面でフォークのサインを出す勇気だったり。そのためにブロッキングは重要なので」。自慢の強肩「梅ちゃんバズーカ」と双璧をなす武器として今度も磨きをかけていく考えだ。

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