阪神・大山、これぞ4番の一振り 初回先制3ラン「よかった」

[ 2019年3月21日 06:10 ]

オープン戦   阪神10―1ヤクルト ( 2019年3月20日    神宮 )

初回1死一、二塁、大山が左越え先制3ランを放つ(撮影・村上 大輔)
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 これぞ4番の働きだった。初回1死一、二塁。阪神・大山が左翼スタンドへ先制の3点本塁打を叩き込んだ。「よかったと思います」

 
 1994年トリオが機能した。1番・木浪、2番・近本は同学年。その2人が連打で築いた好機を、最高の形で生かした。カウント1―1からの3球目。真ん中に入ってきたカットボールを一発で仕留めた。

 「試合に出ている以上は同級生とかは関係ないので、試合に出ている以上は出たところでやるだけ。その時その時の役割があると思うのでしっかり頑張ります」。2死後、ナバーロ、糸原にも連続本塁打が飛び出し一挙5得点。文字通りの口火弾で、ヤクルトとの開幕前哨戦に大勝した。

 今春のオープン戦では勝負強さが光る。得点圏に走者を置いた打席では10打数4安打の打率・400を誇る。さらに、ここまでの3本塁打はいずれも走者が得点圏にいる状態で打ったもの。昨シーズンは同打率・212と苦しんだが、今春は4番にふさわしい仕事を続けている。

 「ファンの人も見ていて楽しいと思えるような、ホームランがこんなにポンポン出るというのは、そんなに多くないかもしれないけど、でも打てない打線でもないと思う。いい形で行けるかなとは思う」

 矢野監督も満足げに頷いた。季節外れの神宮花火大会は計5発。オープン戦に限れば、10年以来9年ぶりの快挙だった。これまで得点力不足に苦しんできたのがウソのような猛爆ぶり。3月29日からのシーズンを前に、期待が膨らみつつある。 

 侍ジャパンの一員としてメキシコとの強化試合に参加し、10日の試合で左ひざ裏に受けた死球の影響も、もうない。3年目で初めての開幕4番へ――。勝負強さと持ち前のパワーを発揮して、大山が猛虎打線を引っ張っていく。(長谷川 凡記)

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