センバツ最速記録に挑む150キロ腕たち 歴史変えた怪物・松坂の速球から21年

[ 2019年3月21日 09:43 ]

甲子園のマウンドで投球練習を行う星稜・奥川(撮影・北條 貴史)
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 【平成センバツデータ(上)】平成最後の甲子園大会となるセンバツの開幕が23日に迫ってきた。平成の過去30回のセンバツを、データの視点から3回連載で振り返る。

 平成の30年間で高校生のレベルは格段に上がった。中でも投手の球速は目を見張る。平成初期は140キロを出せば快速球投手と呼ばれたが今や当たり前の数字。流れを変えたのは98年(平10)に登場した怪物だった。

 松坂大輔(横浜)。2回戦・報徳学園戦の2回にネット裏のスカウトのスピードガンが150キロを計測。スピードガンが普及した80年以降のセンバツ最速だった81年槙原寛己(大府)の147キロを塗り替えた。

 04年(平16)からは高校野球でも甲子園球場のスコアボードで球速を表示。以降15年間で、スカウトのスピードガンも含め15年の高橋純平(県岐阜商)まで10人が球速150キロ以上を記録している。最速は08年(平20)平生拓也(宇治山田商)と12年(平24)藤浪晋太郎(大阪桐蔭)の153キロ。安楽智大(済美)は13年(平25)に2年生で152キロを出している。

 今大会は星稜・奥川、横浜・及川が150キロ腕として呼び声が高い。広陵・河野、津田学園・前、石岡一・岩本、春日部共栄・村田らの最速も140キロ台後半。センバツ最速記録が塗り変わるか、目が離せない。(八田 朝尊)

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