雄星、21日メジャーデビュー 好相性の舞台で「皆さんに勝つ姿を」

[ 2019年3月21日 05:30 ]

ア・リーグ   マリナーズ―アスレチックス ( 2019年3月21日    東京D )

キャッチボールする菊池(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 午後10時36分。開幕戦の勝利を見届け、帰りの球場通路を歩くマリナーズ・菊池雄星の表情はグッと引き締まったままだった。

 「オープン戦とはひと味違った緊張感がある。いよいよ始まったと実感した」

 21日のメジャーデビューへ向け、試合前にはスコット・サービス監督と公式会見に臨んだ。グラウンドでは憧れのイチローらとウオームアップ、キャッチボールなどで汗を流し、試合はベンチから最後まで観戦。この日、途中交代したイチローにはベンチで「明日、頑張って」と声を掛けられた。「僕も一ファンの気持ちでイチローさんの一挙手一投足を見たい。イチローさんとプレーできるのは僕にとってもギフトだと思う」。花巻東(岩手)1年時から夢見たメジャーの舞台は、菊池にとってこれ以上ない最高の形でスタートを切る。

 アスレチックス打線は日本ハムとのプレシーズンゲーム2試合を観戦し、逐一、メモを取り「一通りイメージを膨らませた」。過去、東京ドームでの登板2試合は防御率2・08。「自分のボールをどうコントロールできるか、投げたいところに投げられるかが一番大事」と言う。オープン戦では3試合のストライク率は70・3%と制球力が向上。ストライク先行の自分のスタイルを貫く。

 メジャーの日本投手の日本でのレギュラーシーズン先発は08年3月25日の松坂(当時レッドソックス)以来11年ぶりだが、松坂は勝利を飾れなかった。「楽しんで、勝つ姿を日本の皆さんに見ていただきたい」。夢舞台へ、力強く第一歩を踏み出す。(柳原  直之)

 ≪日本で開幕シリーズ登板は3人目≫日本での開幕シリーズで投げた投手は過去に2人。08年3月25日の開幕アスレチックス戦に、レッドソックス・松坂が先発し5回2安打2失点で勝ち負け付かず。岡島が9回から5番手で投げ、1回無安打無失点で勝利投手となった。12年開幕シリーズではマリナーズ・岩隈が28人の登録枠には含まれたが、出場可能な25人のベンチ入りからは外れていた。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2019年3月21日のニュース