日本ハム杉谷1号 いじられ屋本領発揮 定位置獲りもアピール

[ 2019年3月21日 12:41 ]

オープン戦   巨人6―3日本ハム ( 2019年3月20日    甲府 )

<オープン戦 巨・日>6回2死、杉谷は右越えにソロを放つが王(左)と大田からサイレント・トリートメントを受ける(撮影・西尾 大助) 
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 日本ハムの杉谷拳士内野手(28)が20日、巨人とのオープン戦に「6番・左翼」で先発出場。6回に右翼ポール際に1号ソロを放ち、レギュラー獲りに向けて猛アピールした。ダイヤモンドを1周して三塁ベンチに戻ると選手から無視されるメジャー流の「サイレント・トリートメント」も経験。いじられ屋のムードメーカーとしても存在感を見せた。

 オープン戦1号を放った杉谷が軽快にダイヤモンドを一周した。三塁ベンチでは最初に栗山監督ら首脳陣とハイタッチを交わしたが、その後が続かない。大田、横尾らは座ったままで知らんぷりだ。メジャー流の「サイレント・トリートメント」では、しばらくするとナインが祝福のために集まるが、それさえなし。いじられ屋としての本領も発揮した。

 「1、2打席目は抑えられていたので“三度目の正直打法”です。ストレートに差し込まれることなく振り抜くことができました」

 「6番・左翼」で先発出場。畠の前に2回は投ゴロ、4回は空振り三振に抑えられた。「次は絶対に打つ」。強い気持ちで臨んだ6回2死の第3打席。1ボール1ストライクから内角高めの直球に食らいついた。打球は右翼ポール際のフェンスをオーバー。山梨のファンを喜ばせた。

 両打ちと内外野を守れる守備力が売りで、さらにベンチではムードメーカーとしての地位も確立しているが「“控えでもいい”なんて思ったら野球選手として終わり。いつもレギュラーを獲るつもりで練習している」と言葉に力を込める。年末年始は温暖なオーストラリアで自主トレを敢行。苛酷な走り込みやトレーニングで体を追い込み「例年よりも体の切れが出ている。走塁していても分かる」と成果を実感している。

 現時点で二塁のレギュラーは不在。外野も中堅の西川以外は固定されていない。「まだまだ打撃も守備も課題は多い。修正していきたい」と杉谷。悲願でもあるレギュラー獲りへアピールを続ける。 (山田 忠範)

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