イチロー引退会見、最後まで真摯にメディアと向きあってくれた

[ 2019年3月22日 01:50 ]

会見するイチロー(撮影・篠原岳夫)
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 マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、アスレチックスとの開幕2戦目終了後に都内で会見を行い、現役引退を表明した。日付が変わる数分前に会見は始まったが、約300人の報道陣が集結。本人からの言葉を待った。

 会見場に姿を現したイチローは集まった報道陣を見渡して「こんなにいるの?びっくりしたわ」と第一声。そして「遅い時間にお集まりいただきありがとうございます」と続け、「日本で9年、アメリカで19年目に突入したところでしたが、現役生活に終止符を打ち、引退することになりました」と現役引退を発表した。

 会見では「何かおかしなこと言ってます?」を連発し、今後について問われると「元カタカナのイチローになるんですかね。元イチローって変だよね」と話すなど“イチロー節”を炸裂させた。

 真剣な思いを伝えたいからこそ、メディアとも真剣な会話のやり取りを望んだイチロー。この日の試合で8回裏に交代した際に菊池雄星投手(27)と抱擁したが、その際に交わした言葉について聞かれると「それはプライベートなので。雄星が言うのはいいけど、僕からそんなこと言うのはバカでしょ。それは人として信頼されない」と正論で返し、会見が始まってから回答した内容と重複する質問には「それはさっきも話しましたよね。これで一つ質問時間が減ってしまうんだから」と応じた。

 深夜1時過ぎまで約1時間25分に及んだ会見。イチローはすべての質問に答え終わると「いやあ、長い時間ありがとうございました。眠いでしょ、皆さんも」と報道陣に気遣い。最後まで真摯に取材対応をしたイチロー。会見場から退場するまで報道陣から絶え間ない拍手が送られた。

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