広島・長野、先発初守備 緒方監督「あとは実戦感覚」

[ 2019年3月21日 05:30 ]

オープン戦   広島0―1DeNA ( 2019年3月20日    横浜 )

5回1死一塁、宮崎の中飛を捕球する長野(撮影・島崎忠彦)
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 広島・長野久義外野手(34)が3・29開幕に向けて前進した。20日、DeNAとのオープン戦(横浜)に「6番・センター」でスタメン出場。DHではなく守備に就いての先発は今春初で、2度の守備機会を無難にこなし、右足への死球による影響を感じさせなかった。緒方監督は「あとは実戦感覚。徐々に慣れてくれれば」と期待した。

 ポカポカ陽気の横浜スタジアム。「6番・センター、長野」とアナウンスされると、敵地は大きく沸いた。注目と期待を集めるベテランにとっては、今春初となる守備に就いての先発出場。開幕まで10日を切り、調整ペースを上げた格好だ。

 奇禍の影響は感じさせなかった。14日のオリックス戦で右ふくらはぎ付近に死球。守備に就くのは13日の日本ハム戦以来3試合目だが、5回に宮崎が放った右中間への飛球を処理するなど、本職のセンターで2度の守備機会を無難にこなした。

 首脳陣の反応は上々だ。「全く問題ない」と高ヘッドコーチ。広瀬外野守備走塁コーチは「死球を受けていたのに、しっかり動けていたし守れていた」。評価した上で「シーズン中もいろんな所に入ってもらう」と左翼での起用にも言及した。

 反面、打席では快音を響かせることができなかった。ルーキー・大貫に対し、2回無死一塁で内角カットボールを打って三ゴロに倒れると、4回1死一塁では外角高めカーブに右飛。6回先頭でもエスコバーの外角154キロに二ゴロだった

  「見ての通りです。しっかりと(結果も出さないと)ね。お疲れさまでした」
 
 問い掛けに、長野は言葉少なに答えた。17打数2安打2打点、打率・118と低迷するオープン戦。それでも東出打撃コーチは「結果よりもスイング。打った打たないは見ていない」と言い、高ヘッドコーチも「力強いスイングになってきている」と明言した。

 看板を張った巨人から移籍して臨む節目の10年目。異環境で思わぬ奇禍にも見舞われ、慎重に一歩を踏み出すベテランに、緒方監督は「残り試合は少ないけど、なるべく打席数、守備(機会)を…と思っている。徐々にゲーム慣れしてくれれば」と期待した。
 新天地で、リーグ4連覇への貢献を誓う34歳。全開を待ちたい。(江尾 卓也)
 

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