ソフトB東浜2失点好投 調整遅れの不安一掃「やっと前に進めた」

[ 2019年3月21日 05:30 ]

オープン戦   ソフトバンク4―3楽天 ( 2019年3月20日    ヤフオクD )

ソフトバンク先発・東浜(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンク・東浜巨投手(28)が20日、楽天とのオープン戦に先発し、4回2/3を3安打2失点と好投した。2月の宮崎キャンプ中に左脇腹の張りを訴えて調整が遅れたものの、開幕前最後のオープン戦登板で不安を一掃。2軍戦での調整を経てシーズン初登板に備え、千賀滉大投手(26)とともに先発ローテーションの柱となる。

 確かな手応えをつかみ、東浜はマウンドを降りた。オープン戦3度目の登板で、球数は最多の88球。2月に痛めた左脇腹をかばうことなく腕を振れた。

 「ボールを操れたのでやっと前に進めた。(脇腹は)痛くないけど、どこかでセーブしてる自分がいた。質はまだ良くなると思う」

 2回に連打で2点を失ったが、浅村、ブラッシュから見逃しの三振を奪うなど4回2/3を投げ3安打5奪三振。直球の最速は145キロを計測し、カーブ、スライダー、シンカーの軌道にも納得できた。「自分の良い感覚で投げられて良かった。突き詰めることはまだあるけど、収穫が多かった登板になった」と振り返った。

 脇腹を痛めたことでフォームに微妙なズレが生じていた。2度のオープン戦では制球が定まらず、思うようなボールが投げられなかった。3回途中2失点で降板した13日の巨人戦後には過去2年間の投球フォームの映像と、現在の形を見比べた。「下半身が使えていなかった。出力が出し切れていなかった」ことに気がついた。過去に脇腹を痛めたことがある選手にも、経験談を聞いて回った。1週間で立て直した右腕に、工藤監督は「徐々に上がっているのが確認できた。あと1回投げられるので、このままいってくれれば」と、ひと安心した様子だった。

 来週は2軍の練習試合に登板し、最後の仕上げに入る。調整が順調に進めば、開幕2カード目となる4月2日からのオリックス3連戦(京セラドーム)の初戦で先発する見込みだ。「これかなというのは、ある程度つかめた。スピードはこれから上がってくる」と東浜。17年に16勝を挙げ最多賞を獲得した右腕が、開幕からフル回転する。

 ▼ソフトバンク・川原(5回2死三塁から2番手で登板。辰己に四球を与えるも、浅村を空振り三振)仕事はゼロで抑えること。浅村さんは良い打者なので自信になる。

 ▼ソフトバンク・加治屋(6回から1回1/3を投げて2安打無失点)2軍でも“回またぎ”はなかったので投げられて良かった。打たれている球は高かったので反省しないと。高さを間違えないようにしたい。

 ▼ソフトバンク・嘉弥真(7回1死から登板し左打者2人を抑え)試合の感じになってきた。シュートは良かったけど、もう少しスライダーをしっかり投げないと。

 ▼ソフトバンク・森(9回に登板し無安打無失点)球自体は悪くない。シーズン同様に準備してできた。

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