阪神ナバーロ2発!オフに長打力強化「力強くなっていると感じている」

[ 2019年3月21日 08:18 ]

オープン戦   阪神10―1ヤクルト ( 2019年3月20日    神宮 )

<ヤ・神>  3回1死一塁、2打席連続本塁打のナバーロは筒井コーチとハイタッチをかわす(撮影・大森 寛明)
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 阪神は20日のヤクルト戦(神宮)でエフレン・ナバーロ内野手(32)の2打席連続弾など5本塁打の猛攻を見せ、10―1で大勝した。来日2年目を迎えた助っ人は、日本で成功するために強化してきた長打力を発揮。新主砲候補のジェフリー・マルテ内野手(27=前エンゼルス)が離脱中で、開幕1軍入りが濃厚となった。

 “ライバル”不在の好機を逃さなかった。ナバーロのバットから伸びた放物線が、2度に渡って虎党が埋めた左翼スタンドに到達。マルテのバックアップと目されていた男が、オフに鍛え上げた長打力で猛アピールした。

 「いい打席が送れたと思うよ。自分としても力強くなっていると感じているし、それが結果にも出ている。こうやって結果を続けていきたいね」

 途中入団した昨季は66試合でわずか3本塁打。広角にライナーを放つ中距離打者の印象が強かった。オープン戦とはいえ、1試合2本塁打はもちろん来日初。2年目の契約を勝ち取り、日本で成功するために米国で肉体のビルドアップに励んだ成果を見せつけた。

 一発目は大山の先制3ラン後の初回2死無走者。星の148キロを逆方向へはじき返した。3回1死一塁の第2打席でも再び星の直球をとらえ、1打席目の再現のような左越え2ランだ。

 「センターから逆方向に打とうと思っていた。それが結果に出たのは良かったよ」

 新加入のマルテに注目が集まる中でも、並々ならぬ決意を持って来日した。メキシコ代表歴があり、3月9日の侍ジャパン・メキシコ戦では京セラドームに足を運んで両軍を応援。実は自身も水面下で今回の代表入りを打診されていた。13、17年WBCに出場するなど代表への思いも強い中で「今は阪神でのプレーに専念したい」と断りを入れたという。ジャパニーズドリームを叶えるべく、日本野球で助っ人に求められる長打力を磨き、練習姿勢でも首脳陣をうならせる。矢野監督も賛辞を惜しまなかった。

 「勝負を決めるような打撃ができる打者かなというのは元々、印象としてあるからね。勝負強くてさらに長打力という形になれば、あの打順(6番)にいればすごく相手にとっては嫌な打者になっていくと思う」

 マルテが開幕に間に合うかは微妙な状況。ナバーロは「チームメートなんでライバルとは思っていない」と話すが、野手の外国人枠は1つと見られるだけに譲れない。明るく優しいナイスガイが、新主砲の出遅れを埋める以上の活躍を狙う。(山添 晴治)

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