【南福岡】朝倉コールド発進もMAX148キロ右腕・小江は乱調 4回途中2安打8四死球5失点

[ 2018年7月9日 16:11 ]

第100回全国高校野球選手権記念南福岡大会2回戦   朝倉14―5明善 ( 2018年7月9日    久留米 )

 朝倉が7回コールドの大勝で2年連続して初戦突破した。

 プロ注目のMAX148キロ右腕・小江(おえ)は初回2者連続三振と絶好のスタートかと思われた。そこから変化球の制球に苦しみ、3連続四球を与えて満塁。6番江田を空振り三振で無失点で何とか切り抜けた。「体調は良かったし、ブルペンの感じも良かった。ただ、緊張しました」。それ以降も、なかなか修正できない。2回には失策で出た走者が暴投で生還し、無安打のまま失点。結局3回0/3を2安打8四死球5失点でマウンドを2番手の江口に託した。この日はスタンドに複数球団のスカウトが陣取り、そのスピードガンで最速146キロだった。

 打線は活発で、毎回の17安打で14得点。原田貴史監督は「小江はもう少しフォアボールが少なければ。緊張と急に暑くなった影響もあると思う。(投手以外にも)エラーやバント失敗もあった。もっとミスなく、自分たちの力を出し切れるようにしたい」と修正を誓った。

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2018年7月9日のニュース