体操男子・橋本大輝 選手村後にし…誓い新た「1人の人として尊敬されるような選手になりたい」

[ 2021年8月5日 08:06 ]

橋本大輝
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 東京五輪体操男子個人総合、種目別鉄棒で金メダルを獲得した日本代表の橋本大輝(19=順大)は4日、自身のインスタグラムを更新し、選手村を離村したことを報告した。

 「初めてのオリンピックが昨日で終わり今日選手村を離村しました」と離村を報告。個人の金メダル2つと団体の銀メダルを掛けた写真を投稿し、「オリンピックという舞台で18演技ミスなく終わることができ、悔いの残らない内容でした」と満足の表情を浮かべた。

 「正直団体で金メダルを獲得したかったですが、それはパリまでお預けだなと感じました」とも。「今大会で『感動した』『かっこよかった』などのメッセージをいただき、多くの人に応援されていることを感じました!」と感謝した。

 「5年前テレビでリオオリンピックを観戦し、いつか出たいと思う夢のような舞台でした。この5年間は誰よりも練習して、誰にも負けたくないと思って過ごしてきました。ここまでくることができたのは家族をはじめ、携わった方々多くの先生方のお陰です。さらには2年前世界選手権でロシアと中国に敗れ、3位と悔しい結果でした。その現実が私だけにとどまらず、日本の体操を強くしてくれた要因でもあると思います」と東京五輪までの5年間を振り返った。

 「これからの目標ですが、団体と個人の両方で金メダルを獲得することができなかったので、パリオリンピックはそれを目標にしたいと思っています」と3年後の団体と個人での“ダブル金”に誓い。「また、これから世界チャンピオンとして、体操のチャンピオンは橋本大輝だと世界から言われるよう相応しい演技ができるように頑張ります!また、1人の人として尊敬されるような選手になりたいと思います!」とつづった。

 「またまた長文となってしまいましたが、これからも謙虚に頑張ります!また、私だけにとどまらず、体操男子の応援よろしくお願いします!まだオリンピックは終わっていないので全力で他の競技も応援しましょう!」と締めくくった。

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