レスリング・乙黒圭祐 1回戦で敗れる

[ 2021年8月5日 12:50 ]

乙黒圭祐
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 レスリング男子フリースタイル74キロ級の乙黒圭祐(24=自衛隊)が1回戦で第2シードのカイサノフ(カザフスタン)に敗れた。

 序盤から攻めて2―0で迎えた第2ピリオド。一瞬のすきをつかれ、痛恨のフォール負けを喫した。「いけるのであえれば行こうと思っていた。組んだ瞬間、自分の方が強いなと思ったが、負けてしまった」と悔しそうに話した。

 徐々に階級を上げ、2019年の全日本選手権を制し、代表を決めるプレーオフにも勝ち、初の五輪切符をつかんだ。65キロ級代表の乙黒拓斗(22=自衛隊)は弟。

 ◆乙黒 圭祐(おとぐろ・けいすけ)1996年(平8)11月16日生まれ、山梨県笛吹市出身の23歳。帝京高―山梨学院大。父の影響で5歳から山梨ジュニアで競技を始める。中学2年で上京してエリートアカデミーに入校。15年に全日本選手権で初優勝。18年世界選手権代表。弟・拓斗は18年世界王者。1メートル76。

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2021年8月5日のニュース