男子400メートル・リレーで波乱 過去15回優勝の米国が主力を起用して予選落ち

[ 2021年8月5日 11:50 ]

東京五輪第14日 陸上 男子400メートル・リレー予選 ( 2021年8月5日    国立競技場 )

3人に抜かれた米国のアンカー、ギレスピ―(AP)
Photo By AP

 1組の日本は38秒16の3着で予選を通過したが、2組に登場した米国は38秒10でまさかの6着。4着以下で拾われる2チームの中にも入れず、まさかの予選落ちとなった。

 米国はこの種目で過去金メダルを15、銀メダルを2個獲得。今季世界最高の9秒77をマークしていたトレイボン・ブロメル(26)、今大会の100メートル決勝で2位に入ったフレッド・カーリー(26)と5位のロニー・ベイカー(27)を予選から起用してきたが、米最終選考会の100メートルで6位となっていたアンカーのクレイボン・ギレスピー(25)がカナダ、ドイツ、ガーナの3チームに抜かれて“圏外”となってしまった。

 2組では中国が37秒92で1位。100メートルで3位、200メートルで1位となったアンドレ・ドグラス(26)をアンカーに起用したカナダが37秒92で2位となり、100メートルで優勝したマーセル・ジェイコブス(26)を第2走者に起用したイタリアが37秒95で3位に入った。

 各組上位3チームと4着以下のタイム上位2チームが予選を通過したが、6日の決勝に進出した8チームの予選成績は以下の通り。日本の予選のタイムは決勝進出8チームの最下位。決勝では大外の9レーンを走ることになった。

 ▼1組
(1)ジャマイカ(37秒82)
(2)英国(38秒02)
(3)日本(38秒16)
 ▼2組
(1)中国(37秒92)
(2)カナダ(37秒92)
(3)イタリア(37秒95)
(4)ドイツ(38秒06)
(5)ガーナ(38秒08)

続きを表示

この記事のフォト

2021年8月5日のニュース