やっぱり沿道は「密」に 札幌で開催された競歩に四重五重の人垣「1回集まってしまうと…」

[ 2021年8月5日 18:36 ]

東京五輪第14日 陸上競歩男子20キロ ( 2021年8月5日    札幌市内 )

陸上男子競歩20キロ 沿道で観戦する人たち=代表撮影
Photo By 代表撮影

 東京五輪陸上のマラソン・競歩会場となった札幌市では5日、最初の種目の男子20キロ競歩が行われた。コロナ下の五輪は各競技が無観客で行われているが、マラソン・競歩は公道で行われるため完全無観客とはできない。市内では数日前からポスター張り出しやチラシ配布などで観戦自粛が呼びかけられたが、この日のゴールは仕事帰りの時間帯でもあり、日本選手の銀、銅メダル獲得が決まった瞬間は沿道に4重、5重の人垣ができていた。

 観戦する人の数は5月5日に行われたテスト大会の比ではなかった。歩道は狭く仕切られ、コースの道路には近づけないようになっていたが、仕切りに沿って人が並んだ。「観戦自粛」のプラカードを胸から下げたスタッフは「1回集まってしまうと僕たちではどうしたらいいのか分からない」と話した。

 市内に住む男性は「イギリスなどを見ていると、日本のコロナの制限はやり過ぎだ。日本人を応援したい」と拍手を送っていた。近くの商店勤務で休憩時間に見に来た男性は「せっかくだから子供に見せたい」とスマートフォンで動画を撮影した。

 「地元でセーリングを見るつもりだったが、難しかった。こちらなら見られると思った」と北海道の親戚を頼って本州から訪れた男性も。会場は百貨店なども立ち並ぶ市内中心部で、「買い物に来ただけ。観戦自粛なので」と足早に立ち去る女性もいた。

 6日は早朝から男子50キロ競歩、夕方に女子20キロ競歩が行われ、7、8日にはエリアを広げたコースでマラソンが開催される。

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