男子砲丸投げで珍事 リオ五輪と上位3人の順位が同じ クラウザーは驚異の記録ラッシュ

[ 2021年8月5日 13:16 ]

東京五輪第14日 陸上 男子砲丸投げ決勝 ( 2021年8月5日    国立競技場 )

男子砲丸投げで前回と同じ順位となった1位クラウザー、2位コバックス(左)と3位ウォルシュ(AP)
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 男子砲丸投げ(重量16ポンド=7・26キロ)では、6月の米最終選考会でランディー・バーンズ(米国)の世界記録(23メートル12)を31年ぶりに更新したライアン・クラウザー(28=201センチ、145キロ)が、6回すべての試技で五輪新記録をマーク。自身の世界記録(23メートル37)にはあと7センチ届かなかったが、最終6回目に23メートル30をマークしてリオデジャネイロ大会に続いて五輪連覇を達成した。

 これまでの五輪記録はリオデジャネイロ大会でクラウザー自身がマークした22メートル52だったが、この日は1回目から22メートル83→22メートル93→22メートル86→22メートル74→22メートル54→と最終試技を含めてすべて“旧・五輪記録”を上回るという素晴らしいパフォーマンス。22メートル65のジョー・コバックス(32=米国)が2位、22メートル47のトマス・ウォルシュ(29=ニュージーランド)が3位に入ったが、この順位はリオデジャネイロ大会とまったく同じとなった。

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