卓球女子団体、銀メダル 美誠「最後まで楽しくできた」美宇「いろんな方に感謝」佳純「二人には感謝」

[ 2021年8月5日 21:50 ]

東京五輪第14日 卓球女子団体決勝 ( 2021年8月5日    東京体育館 )

女子団体決勝、第2試合目のシングルスでプレーした伊藤美誠は悔しそうな表情を浮かべる(AP)
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 東京五輪の卓球女子団体決勝で伊藤美誠(20=スターツ)、石川佳純(28=全農)、平野美宇(21=日本生命)が臨む第2シードの日本は5日、第1シードで大会4連覇を狙う中国と対戦し0―3で敗れた。日本は最強のライバルの牙城を崩すことができず、悲願の金メダルを逃して銀メダルだったが、3大会連続のメダルを獲得した。

 試合後のインタビューでチームのエースとして引っ張った伊藤は「最後の試合が終わって、最後まで楽しくできた。もちろん勝ちたかったのが一番ですけど、すごく悔しい気持ちもある。でも楽しくできました」と大会を振り返った。

 決勝で1試合目のダブルスとシングルスに出場した平野は「勝てなくてすごく悔しい」と唇をかんだが「でもこの舞台に立ててすごく楽しかった。まず立てたことにいろんな方に感謝したい」と伝えた。

 チームの大黒柱としてチームを支えた石川は「悔しさは大きいですけど、中国の強さも感じましたし、この舞台で決勝で戦えたことはうれしい。たくさんのサポートに感謝したい」と語った。また、伊藤、平野の存在について「心強い二人で、チームワークもすごく良かった。オリンピック前の合宿から最高の雰囲気でできた。二人には感謝しかない」と涙を浮かべて感謝を伝えた。

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2021年8月5日のニュース