男子20キロ競歩 日本勢が歴史的快挙!池田が銀メダル、山西が銅メダルを獲得

[ 2021年8月5日 18:02 ]

<東京五輪 男子20キロ競歩>3位の山西(右)と2位の池田(左)は日の丸を手に笑顔(撮影・西海健太郎)
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 東京五輪男子20キロ競歩が5日、札幌で行われ、初出場の池田向希(23=旭化成)が1時間21分14秒で銀メダルに輝いた。京大工学部卒の“IQウオーカー”山西利和(25=愛知製鋼)も3位に入り、日本勢が銀と銅メダルを獲得。同種目初のメダルをもたらす歴史的快挙を達成した。

 レースは王凱華(中国)が4キロ手前で飛び出したトップに浮上。山西は序盤レースを引っ張っていたが、先頭から約7秒離れた3位グループ前方で池田とともに様子をうかがった。

 すると14キロ付近で山西、池田ら2位集団がペースを上げ、トップの王凱華をとらえ7人による先頭集団を形成。山西と池田は17キロ過ぎに仕掛け、先頭集団を抜け出すとスタノ(イタリア)と3人のメダル争いに。

 山西が徐々に遅れラスト1週で池田とスタノのマッチレースになるが、最後は池田が失速し2位でフィニッシュ。山西も3位で、日本勢は銀メダルと銅メダルを獲得。一方、高橋英輝(富士通)は32位でレースを終えた。

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