マキタスポーツ単独ライブ「オトネタ6」開催 「お笑いワクチンの大規模接種会場だと思って」

[ 2023年4月21日 21:00 ]

単独ライブ「オトネタ6」を開催したマキタスポーツ
Photo By 提供写真

 お笑い芸人、俳優として活躍するマキタスポーツ(53)が21日、東京港区の草月ホールで単独ライブ「オトネタ6」を行った。

 音楽と笑いが融合したステージで、2009年に第1回公演を開催。コロナ禍での中止などを挟みながら今回が8度目の開催。集まった300人のファンに向け「お笑いワクチンの大規模接種会場だと思って楽しんで!」と熱く呼び掛けた。

 オープニングは、マキタの好きな曲のイントロメドレー。ギターを携えてステージに登場すると、エリック・クラプトンの「いとしのレイラ」たローリング・ストーンズの「サティスファクション」などを演奏。漫談では、世間を騒がせている時事ネタを往年のヒット曲の替え歌に。松任谷由実「守ってあげたい」やシブがき隊「NAI NAI 16」の替え歌に乗せ、SNSでの迷惑動画やガーシー騒動などをひと刺し、会場は大盛り上がりだった。

 さらにラジオ体操がいつの間にかマイケル・ジャクソンや岡村靖幸、アイドル風のダンスへと変化していく「カッコいいラジオ体操」や、スナックで悪態をつきながら、カラオケで突如美声を聴かせる酔っ払いオヤジを演じた一人コント「ウタのチカラ」などを披露。ミュージカル「Poop comes out」は、新宿の街で便意を催した男がトイレを探して悪戦苦闘する姿をミュージカル「ウェストサイドストーリー」風に描写したストーリーで、爆笑の渦に包み込んだ。

 今年で芸能生活25周年。「同期は椎名林檎、宇多田ヒカル…大きなくくりだと、僕は歌姫です。これからも頑張って行くので、よろしくお願いします!」と一礼。最後はオリジナル曲「オトネタのテーマ」を甘い声で朗々と歌い上げ、大歓声の中ライブを締めくくった。

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2023年4月21日のニュース