山田邦子 渡辺徹さんは「大好きな人」「相棒っていうか」誕生日には「寂しくないか」のメールやお祝い

[ 2023年4月21日 13:53 ]

山田邦子
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 お笑いタレントの山田邦子(62)が21日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。昨年11月に急逝した俳優・渡辺徹さん(享年61)との思い出を明かした。

 司会の黒柳徹子から「人生の半分を共にした渡辺徹さん、ずっとご一緒の番組やってらしたのね。去年11月に亡くなったんだけど」と振られると、山田は「テレ朝でも『あんたが主役』というね、これは『邦子と徹の』って題に名前が、2人が入ってるのは生涯この番組だけだったので」としみじみと話した。

 渡辺について「もうね、何を言っても返してくれるし、漫才を本当にやってるような、うれしかったです。ボケ倒しても全部拾ってくれるんで。大好きな人でした」と回顧。訃報を聞いた時は「震えてしまって。もうなんかたくさん仕事したので、まあね、でも具合悪かったんですよね。だからもう後で思えばと思いますけど、“大丈夫だよ、全然元気、大丈夫だよ”っていつも言ってたんで。体の半分が持ってかれたような。そんな感じでしたね」と語った。

 「公私ともに。旅行に行ったりスポーツをやったり、番組をやったり、本当に仲良くさせてもらいました」と山田。「(榊原)郁恵ちゃんと徹さんの結婚式も参加しましたけど、私の結婚式の時は徹ちゃんが一生懸命、初めてだった、もっとやってたのかと思ったら、結婚式の司会、やってくれました。見事でした。頼んで良かったなと思いました」と振り返った。

 他界については改めて「ショックです」と語り、かつて番組で渡辺さんが山田について「一番信頼できる人ですかね」などと語ったVTRが流れると、「私のことしゃべってたんですね。本当に相棒って言うか、独身時代からずっとだったので、徹はね、いい結婚しましたね。郁恵ちゃんで良かった。郁恵さんじゃなかったらもっと早く死んじゃったかなって思います」と話した。

 また、誕生日にはいつも「寂しくないか」と心配するメールが届いていたことを明かされると、「私はわりとわーって大勢でいるんですけど、ぽつんと一人になるのもまあまああるんですね。それが凄く心配して。“一人じゃないの?誕生日なのに一人じゃないの?”って言って、独りぼっちでお祝いしてくれたこともあります。飛んで来て」と明かした。

 渡辺さんはどういう存在だったかと聞かれると、「最初はもう俳優さんだって。バラエティーに引っ張り出しちゃったのは私の責任でもあったんですけど、でも本当にお笑いの子たちも育ててくれたし、年は下だけど頼もしい、そして最後まで役者でした。地方公演も穴を開けずやり切ったんだから、立派だったなと思います。だけどこの後もっと枯れて、おじいさんの役とかが楽しみだったのになっていうふうに思います。いいやつでした」と表現した。
 

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2023年4月21日のニュース